言ノ葉

【杜氏】平成20年度の酒造りに向けて

  • 言ノ葉
  • 2008.09.01

朝晩は涼しい風が吹くようになり、平成20酒造年度の酒造りが始まりました。
毎年気持ちを新たに臨む酒造りのスタートですが、今年は特に「基本に忠実に造ろう」と思いました。
おかげさまで「田むら」は好評をいただき、品薄になることもありました。
4人の蔵人で造っていることもあり、現在、生産量をギリギリまで高め、なんとか欠品をまぬがれている状況です。
田むらは袋取り、瓶燗と昔ながらの製法で醸し、大吟醸と変わらぬ手間がかかります。21世紀の現代ですが、酒造りの基本に忠実な酒とも言えます。
それぞれの銘柄ごとに適した基本がありますが、どの銘柄でも決めた基本に忠実に造っていこうと思います。
続いて、お燗酒の開発の話題です。こちらもなかなか面白い感じで進んでいます。皆様にご紹介できるのはこの秋になるのか、来年になるのかわかりませんが一度飲んだら忘れられないようなお燗酒になりそうなので、乞うご期待ください。
私が酒造りを始めて12年。
今年はいつもより精神的なゆとりが持てているようです。
そこで、蔵人の麹担当の岡本君と釜屋の峯岸君の担当部署を入れ替えました。
随分長い間、同じ工程を任せていたのですが、きっと新しい風となってくれることでしょう。
今年も、どうぞ嘉泉にご期待ください。
杜氏 高橋